100m×100本
100mを100回以上走らせ熱中症 野球部コーチを処分 #nhk_news https://t.co/P2M9AykaVx
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年8月28日
岐阜県の高校の野球部で、コーチから100mダッシュを100本以上走るように指示されていた高校生が倒れて搬送されたというニュースを見た。
指示したのは体育の非常勤講師の方で、コーチとして野球部を指導していたそうだ。
ニュースを見る限り、目的がある練習というよりは、ペナルティとしての指示らしい。
適度な水分補給すら許されなかったという。
ふざけていた部員にペナルティを課すこと自体は間違っていない。アリだと思う。
もしくは、きちんとした目的があって、厳しい練習で追い込むのもアリだと思う。
でも、水分補給を許さないのはさすがにナシだ。
そういう厳しさはただの理不尽だ。
厳しさを求めるところが違う。
コーチは選手たちの安全を守るべきだ。
坂本トレーナーのケア
週末の24時間テレビで、ブルゾンちえみさんが24時間マラソンに挑戦していた。
今年は、長年伴走やランナーのケアをしている坂本トレーナーも番組内でかなりフォーカスされていた。
ここが痛い、今度はこっちが痛い、とブルゾンさんが訴えるたびに、
坂本トレーナーがマッサージをしたりアドバイスをしたりしていた。
ときには伴走することでブルゾンさんのメンタル面もサポートしていた。
その姿を見ながら、チームのコーチがこういう人ならいいなと思っていた。
やらせていることはむちゃくちゃきついが、
選手の身体のことがわかって、的確なアドバイスができる。技術面でのアドバイスもできる。メンタルのケアもできる。
ひとりのトレーナーになるのとチームのコーチになるのでは、性質が違うと思うが、通ずるものはあるはずだ。
安全を守るのは絶対!
先の野球部のコーチの話に戻るが、
指導した対象の生徒が、
普段からふざけがちなパーソナリティで、体力もあって、 少々厳しい練習も意外と大丈夫、キツさを思い知らせるためには、
もしかしたら、本当に、100mを何十本も走らせることが有効だったのかもしれない。
とはいえ、選手の安全を守ることができなければ、コーチとしてその場にいる意味がない。
昔は水分補給はできるだけ少なく?みたいな時代があったようだが、
今はそんな時代じゃない。
適宜水分や塩分を補給するべきだし、選手にその自覚がなかったとしても、脱水にならないように、目を光らせる必要がある。
厳しくするだけがコーチじゃない。
安全を守るのが最優先。
技術や気持ちの指導やケアは、その次でもいいんじゃないかと思う。
めい⚾︎