野球が好きでもいいですか

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入場曲のセンス

入場曲で選手がわかる

昨日は雨でずぶ濡れになりながら神宮で観戦してきた。

阿部の2001本目のヒットが坂本に続く二者連続ホームランで、

それを見届けられたのは最高だった…!!

 

ビジターの試合でも、阿部の打席の前には

レフトスタンドの応援団が「September」を演奏する。

選手が自分で決めている入場曲だ。

ホームの東京ドームでは、どの選手でも入場曲が流れる

ビジターで観戦するときは、応援団による演奏しかないし、それこそ「September」くらいなので、

ちょっとさみしい。

球場で何試合も見ていると、どの選手が何の曲かだいたい覚えるし、

逆に、曲を聞いて選手がわかるようになる。

 

歌いたくなるのは「キセキ」

阿部の「September」は、

「ホームラン阿部慎之介」となんとなく歌詞があり

それ自体が応援のコールのひとつになっている。

 

長く同じ曲を使っているのはおそらく、村田と坂本である。

村田はmaroon5の「sugar」、

坂本はGReeeeNの「キセキ」。

 

坂本の入場曲は、3打席目から「キセキ」になる。

2打席目までの曲は結構コロコロ変わっていて

「let it go」のときもあったし、洋楽のときが多いと思う。

歌いたくなるのはやっぱり「キセキ」だ。

歌詞を抜粋すると、

2人寄り添って歩いて 永久の愛を形にして
いつまでも君の横で 笑っていたくて
アリガトウや Ah 愛してるじゃまだ足りないけど
せめて言わせて 「幸せです」と

 

この

「あ〜あ」

「ま〜だ」

を叫ぶのが、「キセキ」の醍醐味だ。

抜き出すと言葉自体にはほとんど意味がないが、

なぜかここをみんなで絶叫するのである。

 

このあいだ東京ドームに行ったときは、

お父さんに連れられてコンコースを歩いている4歳くらいの男の子が、

グラウンドのほうにまったく目を向けないまま

流れてきた「キセキ」に合わせて

「あ〜あ!!!!」「ま〜だ!!!!」

と絶叫していた。

英才教育だ。

 

ちなみに、長い時は「『幸せです』と〜」まで歌えるときもある。

 

入場曲はセンスが光る

数年前、中井大介が寝坊で練習に遅刻したあと、先輩選手が勝手に彼の入場曲を「Wake up」という曲に変えたという話があった。

 

それから、今シーズン活躍が期待されていた岡本和真は、ブルゾンちえみのあの曲に変えた瞬間2軍落ちした。

 

個人的には小林の「走り出そう」(ファンモン)とかも好きだが、

手拍子の大きさを聞いていると、まだ馴染んでない感がある。

ファンモンの曲といえば、

ヤクルトの川端慎吾が設定している「悲しみなんて笑い飛ばせ」かな。

 

観戦のときは、入場曲も楽しみの一つだ。

 

 

めい⚾︎