久しぶりの草野球
昨日は久しぶりに草野球をやった。台風が近づいていて、かなり微妙な天気だったけれど、弱い雨が降ったり止んだり。
結果的には涼しい中でプレーできてよかったなという感じ。
晴れてるに越したことないけどね。
1ヶ月ちょっとやってなかったので、ボールを投げるのも久々。 軟式だけど、縫い目のでこぼこを指で触りながら、縦回転で投げられるようにする。 守りの面はわりとちゃんとできていると思う。
上手いわけじゃないけれど、自分が意識できるところは大事にしていきたい。
問題はバッティングである。
点で打つ?面で打つ?線で打つ?
点で打つ
中学でソフトボールをやっていたときは、初めは「点で打つ」のイメージでやっていた。
左打ちとして育てられたものの、内野安打を量産できるほど足が速いわけでもなく、長打が打てるほど力はない。それなのに1番バッターを任されていたので、塁に出るために小細工を覚えるという手法を使っていた。
セーフティバントやバスター、あとスラップ。
スラップがまさに「点で打つ」イメージだった。できるだけ高くバウンドさせるために、ボールを叩く。とにかく叩く。
あんまり上手くはなれなかったけど、バッターボックスの後ろから走りながら叩くのは楽しかった。
面で打つ、線で打つ
大学に入って硬球でソフトボールをやり始めてからは、急に外野へヒットが打てるようになった。
その「打てるようになった」ときのボールの見え方が、点で打っていたときと全然違った。
自分の前で、ボールをバットで取りに行くイメージ、とでも言えばいいのかな。 ピッチャーの手から離れて飛んでくるボールが来るところに、バットを運んでくる感じ。叩くよりも取りに行く、しかもそのまま押しかえす、という感じだ。 目の前で捉えればセンターに飛んでいく。
そんなイメージだった。
こういうバッティングは「面で打つ」とか「線で打つ」などと表現されるらしい。 草野球でもそのイメージで打席に入ると、上手くいくことが多かった。
うちのエースがガンガン投げてくるスライダーでも、なんとか追いつけることもあった。
サウスポーだと打てない
うちのエースは右投げだ。私は左打ち。 昨日の試合、相手ピッチャーは左投げだった。 ソフトボールではサウスポーと対決したこともあって、ちょっとうちにくいなあと思うくらいだったのだが…
まっっっっったく打てない!!!
ストライクゾーンに来るかどうかもわからなくて、自分でもなんで?と思うくらいついていけずに、三球三振した。 見逃し、空振り、空振り。
まず初球、全然外れると思って見送ったボールが普通にストライクだった。
??? なんで???
バットがボールをかすめもせずに空振り。本当に無様だった。
打席から離れて考えてみたけれど、左手から飛んでくるボールが全然見えない。 背中側からすーっときて斜めに刺さってくるように見える。
右打ちの人って、右投げの人を見るときこんな風に見えてるのかよ…
と思って衝撃を受けた。
本当にびっくりして、ネットで調べてみたら、こんなふうに書いてあった。
プロ野球のテレビ中継を見ていると、チャンスに左の強打者が出てくるとすぐ左投手がリリーフするでしょう。それだけ左打者が左投手を打つのは難しいのです。それは左投手を打つ練習量が少ないからです。
出展 左打者の左投手攻略法教えてください:コラム・江藤省三の白球教室:中日スポーツ(CHUNICHI Web)
根本的に解決できない〜〜〜 と思ったけれど、ちゃんとアドバイスも書いてあった。
- ステップした右膝が割れるのを我慢して右肩が開かないようにする
- 無理に引っ張らずにセンターから左方向に打つ気持ちで打つ
- 軸足(左足)に重心をかけて腰で回転する
- 顔を投手に正対し目を平行にしてボールを見る
出展 (同上) 左打者の左投手攻略法教えてください:コラム・江藤省三の白球教室:中日スポーツ(CHUNICHI Web)
私に必要なのはたぶん上記の4.だ。
私は利き目がたぶん左である。右目より左目のほうが見やすい。
右肩をピッチャーの方に向けて立った時に、左目側で、左投手の左手を見ようとすると、顔をかなり前に向けないといけない。
でも顔の向きを変えてボールをよく見るという意識であれば、右膝開かないようにとか、引っ張らないで打つとかよりもやりやすい。
次サウスポーと対戦するなら、とりあえず顔の向きを変えてみよう。
めい⚾︎