仕事帰りのお供
昨日の引き分けで、DeNAとの差は1ゲーム。
三連戦で1勝2分、意地がぶつかりすぎの結果である。
なんにせよ負けがなかったのはとても大きい。
9回表に追いついたところは、ぞくぞくした。
シーズン半ばであれば、スポナビライブのアプリで一球速報を見ながら家に帰っている。
球種や球速だけでなく、ピッチャーやバッターの様子も一言あわせて配信されることもある。
「帽子が飛ぶ」とか「間を嫌う」など。
映像を見ていなくてもイメージがつきやすい。
しかしだ。
この三連戦のように、一試合の結果が順位を大きく左右するシーズン終盤、テキスト速報ではちょっと物足りなくなってきた。
あと1ヶ月もないうちに、レギュラーシーズンが終わってしまうと思うと、中継が見られないのがめちゃくちゃもったいない。
そう思って、昨日の夜からradikoを解禁した。
OLのイヤホン
夜の電車に揺られているOL。スマホにイヤホンを指していて、指でトントンとリズムを取っている。
なにか音楽を聴いているように見える。
実際そのイヤホンから流れているのは
「投げました!打ちました!切れました!ファウル!」とアナウンサーの途切れない実況と、両チームの応援団、ファンの声援。
リズムを取っているのは、坂本の応援歌。
そんなOL、イヤじゃない!?
と思って、ラジオになかなか手を出せなかったのだ。
ただ、昨日やってみて思った。
もっと早く解禁しておけばよかった。
逆に言えば、野球中継を聴いているのを、音楽を聴いているかのようにカモフラージュできるということだ。
RAD WINPSやサカナクションを聴いているフリして、カミネロの制球が安定しないながらも急遽負傷した俊介の代打で出てきた中谷を三振に抑えるシーンで心の中でガッツポーズをすることだってできる。
音楽を聴いていたとしてもそれは
・キセキ
・走り出そう
・sugar
・september
・虹
・オモイダマ etc...
という感じで、巨人の選手の入場曲とか高校野球のテーマソングとかばっかりだから、「通勤中に聴く音楽のチョイス能力」はたかが知れている。
少なくとも、スポナビライブとSNSの画面を数秒単位で切り替えることもない。
messenger、LINE、Twitter、Facebook、Instagramを切り替える合間にスポナビを経由している感じになることすらある。
際どいくて耐えられないシーンはスポナビのアプリの中で画面をパチパチ切り替えてしまう。
もし他人がわたしの画面をのぞきこんでいたとしたら、そっちの方が不自然だったかもしれない。
そんな難を一気にクリアするラジオ、めちゃくちゃ画期的である。
CS決めてくれ!
昨日は途中までをラジオで聞いて、家に着いてから中継を見ていた。
イヤホンで聞いていたからか、ラジオで聞いている方が応援の声がはっきり聞こえるような気がした。
阪神だと「レッツゴー」で始まるチャンステーマが楽しくて好きなのだが、巨人のリリーフ陣が若干危なっかしい、かつ阪神がなかなか試合を決めきれないでいたので、
何度も「レッツゴー」が聞けた。
負けなかったからこそこんな言い方ができる。
負けなくて本当に良かった。
菅野の負けも消えた。
明日からはDeNAと直接対決。
絶対に勝って、CS進出をものにしてほしい。
めい⚾︎