野球が好きでもいいですか

野球をするのも見るのも好きなんです。あと勉強も。

野球に例えれば理解できることが増える

昔「ヘキサゴン」で見た上地雄輔の「割り算は打率で考えればわかる」という姿

一時期、おバカタレントがたくさんでていた番組「クイズヘキサゴン」。

島田紳助さんがMCで、木下優樹菜さん、スザンヌさん、里田まいさんなどがクイズで珍回答を出しまくっていた。つるの剛士さんなども出ていて、「羞恥心」というユニットで歌を出したりしていた。

当時の私は上地雄輔くんにどハマりして、「羞恥心」をガラケーで聴きながら、上地くんの声にハートを持って行かれていた。

それはさておき、上地雄輔は、横浜高校の出身で、あの松坂大輔の1つ上の先輩で、キャチャーだったという。

ヘキサゴンで出されるクイズは、常識レベルの知識を問うものもあれば、小学校の算数の文章題のような問題もあった。

詳細は覚えていないが、要は、

24個のお菓子がテーブルにあります。8人の子どもたち全員で分けると何個になりますか?

という感じの問題だったと思う。

ただの割り算だ。

たしか、問題文に関係ない別の数字も入っていて、回答者だった上地くんは、どの数字で何を割れば答えがでるのかよくわからない、という感じになっていたと思う。

 

その時、打率で考えればわかるだろ!と誰かが助け舟を出したのだ。

 

打数と安打に置き換えればええねん!という感じで。

 

そうしたら、

打数は24、安打は8、と置き換えることができて、答えがわかったのだ。

 

問題は覚えていないので数字は上記の通りではないが、とにかく、彼は割算ができない訳ではなかった。

打率の計算というテンプレートに当てはめれば、計算自体はできるのだ。

 

統計ソフトの練習も野球で

大学の統計の授業で統計ソフトの入門の授業を受けたことがある。

ユーモアのある先生だったので、柿ピーのピーナッツの量は袋によって有意差はあるか、とか、チョコレートのにがさが人によってどのくらい違うか、とかそんなトピックで授業が進んでいた。

ある日の授業では、パリーグセリーグで打率に有意差があるか、というトピックだった。

DH制だからパリーグの方が上なのでは?と思ったが、

そのぶんいいピッチャーが多いと考えると打率も上がりにくいのかも?と

データを見る前から推測が進む。

 

実際分析した結果がどうだったかは忘れた。

しかし野球は数値の種類が多いので、仮説を立てて分析してみるには良い素材だということがわかった。

データは公開されているものを調べればすぐにわかる。

 

有意差がありそうなものを考えるだけで楽しい。

チーム打率と勝率、先発の防御率

1番バッターの出塁率と勝率

今度やってみよう。。

 

WEB広告もなんとなく野球に例えられる

本当に低予算だったが、会社のWEB広告の運用担当をやったことがある。

ゼロから勉強するほかなかったが、ガッと集中して勉強して、google adwordsの認定試験に合格することができた。

その勉強した中身を、社会人1年目の若手に共有してほしいと言われ、準備をすることになった。

WEBの領域は、通常の業務でほぼ全く触れることがない業界の仕事をしているため、

私と同じように周りも知識はゼロだと思わないといけない。

ということで考えたのは、やはり、野球での例えだった。

詳細まで例えが正しいかはわからない。

でも、

インプレッション、クリック、コンバージョン、という言葉を耳にすること自体初めての若手に、そのままの言葉で、CPC、CPA、品質スコア、等々をわかりやすく説明する能力は私にはなかった。

専門用語が多くなるよりは、イメージで伝わった方が、今後自分がそういう業務をやってみたいと思うかどうかもわかってくるだろう。

 

ということで自分でスライドを作ったりなんだりして、野球色を全面に押し出したレクチャーができた。

反応は上々で、普段から野球キャラを押し出していてよかったと思った。

 

野球のデータを理解しようと思うと、結構複雑な計算もしていることになるように思う。あとなんでも「率」にしてしまう。

だからこそ、その型を色々なところに当てはめると、難しそうなことが意外とするっと理解できたりする。

野球バカも使いようってことだ。

 

めい⚾︎